回数につきましては「あなたの場合、あと何回で良くなります!!」と言い切ることができないのが正直なところです。その理由としては「筋肉、内臓、骨格」の状態が人それぞれ違うということと、最初の痛みが“10”として“5”に減ればいいのか?“2”に減ればいいのか?その方の「どこを目指すのか?」という考え方や「施術の間隔」や「生活習慣(お仕事での身体の使い方など)」 によって違ってきます。そいういうことを踏まえた上で「個人差があります」というお答えになります。
あくまでも目安ですが中程度までの症状ですと4~6回(短期集中)の施術を行うと「良くなった」といわれる状態まで回復される方が多いです。慢性化している状態や重度の症状の場合はそれ以上の回数がかかるとお考えください。まずは下の図をご覧ください。整体による身体の痛みの改善では、図のように「回復」と「戻り」を繰り返しながら「安定」を目指していきます。
ここでいちばんご注意して頂きたいことは、初回後からいきなり間隔を空けすぎてしまうと、一定の状態までしか回復することができなくなり、満足した結果を得ることが難しいという事です。(初回から身体の変化はあります。)
集中して行う治療期の間隔の目安は症状によって変わってきますが、3日~1週間とお考え下さい。(回復するにしたがって3日→1週間→2週間と間隔をあけていきます。)
現在の身体の状態をご理解していただき、回復に最適だと考えられる間隔をアドバイスさせていただきます。(強制はいたしません。)長い期間を経て硬くなっている状態の筋肉(こり)は水分が失われ、癒着を起こしている場合が多く見られます。筋肉を弛めながら骨格の歪みを整えていく過程で何層にも渡って筋肉のこりが形成(慢性化)されている場合、表面のこりを取り除いても奥(深部筋肉層)からこりが浮いてくる状態(戻り)になります。
短期間に間隔を詰めて施術を行うことにより体液(血液・リンパ液)の循環が進み「筋肉の弛み」が加速されていきます(自然治癒力)。前回よりも今回、今回よりも次回と「筋肉が弛みやすい状態」を作りだし「左右均等な身体」を目指していきますが、これが「骨格の歪み」が整えられ安定していく状態だといえます。
※施術後に身体のだるさや眠気が起きますが、これは筋肉の老廃物が血液に流れ出し排泄(尿の色が一次的に濃くなるのはそのためです。)に向かう状態で、東洋医学的に「好転反応」と呼ばれるものです。施術後は水分を多めにとっていただくことをお勧めいたします。(施術後は食欲もわきます。)
回復後は、適度な運動(ウォーキングをいちばんおすすめします。)などと併用して月に1~2回施術を行うことで筋肉がゆるみやすい状態(痛みや不調のおこりにくい身体)快適な身体を維持することが理想的だと考えていますが通院の強制などはいたしておりません。当院が行っている整体がご自身にとって必要だと感じている方はお越し下さい。